2026.08.16

お盆が終わりそうで、ちょっと感傷的になっている話

正直に言う。最近、少しだけ泣きそうになった瞬間があった。

お盆の週、大須は人が多かった。SUGAR&SPICEもMimiもユメヲカケル!も、どの店もにぎやかで、キャストたちが笑いながら動いている姿を遠くから見ていた。そのとき、ふと「ああ、よかったな」と思ったのだ。

経営を始めた頃は、こういう景色を想像できていなかった。2021年にSUGAR&SPICEを開けたとき、製造業の片手間でなんとかなるだろうと、正直ちょっと舐めていたと思う。全然なんとかならなかった。人が辞める、仕組みが壊れる、自分が現場に入らないと回らない。そういう日々が続いた。

今も完璧じゃない。毎週何かしら問題は起きる。それは変わっていない。でも、問題が起きたときに「自分がいないと解決できない」状態から、少しずつ変わってきた。スタッフが動いてくれる。キャストが互いにフォローし合う。そういう場面を目にするたびに、店が生きているんだと感じる。

SUGAR SPIRAL LIVEの全国ツアーも動いている。イベントも重なっている。音MABUSHIも、推し撮りフェスも、マルシェも。傍から見たら「なんでそんなに手を広げるの」と思われるかもしれない。自分でも、たまにそう思う。でも、アイデアが出てきてしまうのだから仕方ない。これはもう性格の問題だと諦めている。

ありがたいのは、それに付き合ってくれる人たちがいることだ。キャストも、スタッフも、関係者も、そしてお客さんも。特にお客さんには、毎回頭が下がる思いがある。コンセプトカフェという文化をまだ知らない人も多い中で、それでも足を運んでくれて、キャストを応援してくれて、店を育ててくれている。

「好かれる店より、信頼される店を作りたい」というのは、開業当初からずっと言い続けていることだ。でも信頼って、時間がかかる。一回の失敗で崩れることもある。だから怖い。今でも怖い。

キャストが「ここで働いていてよかった」と思える環境を作ること。それが自分の中で一番大事なことで、一番難しいことでもある。全員がそう思えているかどうか、正直わからない。でも、そこを諦めたくはない。

お盆が終わる。夏も終わりに近づいている。大須の街はまだ暑いけど、少しずつ秋の気配が混じり始めている。

関わってくれているすべての人に、ありがとうと言いたい。言葉にするのが得意じゃないから、ブログに書いている。届いたら嬉しい。