このお店、10年後もあると思いますか?業界への正直な問いかけ
コンカフェって、10年後もちゃんと存在してると思いますか?
これ、同業者に会うたびに聞きたくて、でもなんとなく聞けずにいる質問なんです。
2021年にSUGAR&SPICEをオープンしてから、気づけば3店舗になった。嬉しいことは嬉しい。でも正直なところ、業界全体を見渡すたびに、ちょっとした不安がぬぐえないんですよね。
最近、知り合いのお店が閉まった。オープンからまだ2年も経ってなかった。SNSでは連日「新店オープン!」の投稿が流れてくる。なのに、静かに消えていくお店も同じくらいある。
流行ってるように見えて、実態はどうなんだろう。
僕が一番気になってるのが「キャストが長く続けられる環境になってるか」という点です。お客さんを楽しませる前に、働いてるキャストが楽しくなければ話にならない。それはもう、経営の根っこの話だと思ってる。
우리 うちのお店でも、最初は全然うまくできてなかった。シフトの組み方、相談できる窓口、辞めたいと思ったときに言いやすい雰囲気があるか。今でも完璧だとは言えない。でも、少なくとも「辞めたくない」と言ってもらえる回数は増えてきた気がしています。
だからこそ、業界全体に聞いてみたい。
「あなたのお店のキャストは、来月もそこにいたいと思ってますか?」
これ、厳しい問いかけだとわかってて言ってます。
コンカフェって、見た目の華やかさとは裏腹に、働く側にとってはかなりシビアな世界でもある。接客業の難しさに加えて、ファンとの距離感の管理、SNSのプレッシャー、理不尽なクレームへの対応。そういうものを、20代前半の女の子たちが毎日背負ってる。
それを経営者がちゃんと見えてるか、ということだと思うんです。
大須コンセプトショップ協会の理事として、地域のお店の人たちと話す機会も増えてきた。みんな、お店を大切にしたいという気持ちはある。でも「仕組み」の話になると、一気に手探り感が出てくる。
ルールはあるけどマニュアルがない。
問題は起きるけど相談できる先がない。
売上は見てるけど、キャストの状態は見えていない。
これって、うちも通ってきた道だから責める気持ちは全然ない。ただ、そのままでいいとも思えない。
10年後、この業界が「ちゃんとした仕事の場」として認められてるかどうかは、今ここにいる僕たち経営者の動き方にかかってると思ってる。
華やかさだけで生き残れる時代は、たぶんもうすぐ終わる。
お客さんに愛されるだけじゃなく、キャストに選ばれて、地域に必要とされて、はじめて続いていける。
これ、答えはまだ出てないんですけどね。ただ、問い続けることをやめちゃいけないとは思ってます。7月の終わりに、そんなことを考えてました。

