なぜコンカフェを続けるのか?僕が大切にしている3つの信念
製造業から転身して5年目。なぜコンカフェなんて水商売を続けているのか、よく聞かれる質問です。答えはシンプル。「人の可能性を信じているから」です。
昨日、久しぶりに元職場の同僚と飲んだんですが、「安定した職業を辞めて、よくそんなリスクを取れたな」と言われました。確かに5年前、36歳でゼロから始めるのは怖かった。でも今思えば、あの決断が人生で一番正しかったかもしれません。
僕がコンカフェ経営で大切にしているのは3つの信念です。
1つ目は「キャストさんの成長が最優先」
製造業時代、部下を育てることに一番やりがいを感じていました。コンカフェでも同じです。最初は人見知りで声も小さかった子が、お客さんと楽しそうに話している姿を見ると、本当に嬉しい。彼女たちの「やってみたい」を全力でサポートするのが僕の役目だと思っています。
ただ、ここで失敗もたくさんしました。最初の頃は「頑張れ」と言うだけで、具体的なサポートができていなかった。今では一人ひとりの個性を見極めて、その子に合った成長の仕方を一緒に考えています。
2つ目は「安心安全な環境作り」
この業界、どうしても偏見を持たれがちです。だからこそ、キャストさんが安心して働ける環境を作ることにはこだわっています。変なお客さんには毅然と対応するし、キャストさんが嫌がることは絶対にさせません。
先月、ある常連のお客さんに注意をしたことがありました。売上的にはマイナスかもしれないけれど、キャストさんの笑顔が曇るくらいなら、そんな売上はいらない。これは譲れない部分です。
3つ目は「お客さんとの本当の繋がり」
コンカフェって、表面的な関係だと思われがちですが、実際は違います。お客さんがしんどい時に話を聞いたり、頑張っている時に応援したり。キャストさんとお客さんの間に生まれる本当の友情を見ていると、この仕事の価値を実感します。
先日も、就職活動で悩んでいた常連さんが内定をもらった時、キャストさんと一緒に本気で喜んでいる姿を見て、ああこれが僕のやりたかったことだなと思いました。
製造業時代は「モノ」を作っていたけれど、今は「場」を作っている。人と人が繋がって、お互いが成長できる場所。それがコンカフェの本当の価値だと信じています。
業界にはまだまだ課題もあるし、偏見もある。でも僕たちが誠実に、真面目にやっていけば、きっと世間の見る目も変わってくるはず。そう信じて、明日も頑張ります。

