感謝を言葉にするのが下手な経営者が、それでも書いてみる話
正直に言うと、感謝を伝えるのが苦手だ。
面と向かって「ありがとう」と言える人間じゃない。照れているわけじゃなくて、言葉にした瞬間に軽くなる気がして、なんとなく躊躇ってしまう。
でも最近、それじゃダメだなと思うことが続いたので、今日はちゃんと書くことにした。
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2026年の前半、振り返るとかなり濃かった。
SUGAR&SPICEは5年目に入り、Mimiとユメヲカケル!を合わせると3店舗の体制がようやく「仕組み」として動き始めてきた感覚がある。自分が全部に顔を出さなくてもお店が回るようになってきた。経営者としてずっと目指してきた形が、少しずつ実現しつつある。
それがうれしい反面、正直なところ「自分は何をしていればいいんだろう」と迷子になった瞬間もあった。現場から離れることへの罪悪感みたいなものが、ふとした瞬間に顔を出してくる。
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そんなときに支えになったのは、キャストのみんなだった。
先日、あるキャストが「もうすぐ3年目になります」と話しかけてきた。何気ない一言だったと思うけど、自分には刺さった。3年、辞めずにいてくれた。それだけで十分すぎる。
「稼げる店じゃなくて、辞めたくない店を作りたい」というのはずっと変わらない自分の軸だ。その答え合わせが、じわじわと出始めている気がして、それがいちばんうれしい近況かもしれない。
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お客さんへの感謝も、改めて書きたい。
大須という街は不思議な場所で、一度来てくれた人が何度も戻ってきてくれる。遠くから来てくれる方も多い。「今日も来ました」と声をかけてもらうとき、自分は裏方にいることが多いので直接お礼を言える機会は少ないけれど、毎回ちゃんと聞こえている。届いている。
ありがとうございます。本当に。
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SUGAR SPIRAL LIVEのアイドル事業も、全国ツアーを重ねながら少しずつ形になってきた。音MABUSHIや推し撮りフェスといったイベントも、関わってくれるすべての人がいないと成立しない。スタッフ、出演者、来てくれるお客さん、場所を貸してくれる方々。一人でできることなんて何もない。
八咫烏舎として業界全体のことも考えながら動いているけれど、正直まだ答えが出ていないことの方が多い。大須コンセプトショップ協会の活動も含め、やりかけのことだらけだ。
でもそれでいいと思っている。全部終わってから動くより、やりながら考える方が自分には向いている。
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42歳、今日もまあまあ悩んでいる。
それが今の自分の言葉。

