2026.04.16

見えてきた新しい景色。この5年間の積み重ねが示すもの

最近、ふとした瞬間に「ああ、ここまで来たんだな」と実感することが増えてきました。

昨日の夜、3店舗の月次報告を眺めていた時のことです。数字を見ているうちに、2021年に1店舗目をオープンした頃の自分を思い出しました。あの頃は毎日が手探りで、売上の上下に一喜一憂していたものです。製造業時代の管理職経験があっても、サービス業、それもコンセプトカフェという特殊な業界では通用しないことばかりでした。

でも今は違います。3店舗それぞれが安定した成長軌道に乗り、キャストさんたちも自信を持って働いてくれています。何より嬉しいのは、お客さんからの「ここに来ると安心する」「居心地がいい」という声が確実に増えていることです。

先週、SUGAR&SPICEの常連さんから「佐野さんのお店は雰囲気が他と全然違いますね」と言われました。具体的に何が違うのか聞いてみると、「キャストさんたちが自然体で楽しそうに働いているのが伝わってくる」とのこと。これは意図していた方向性そのものでした。

八咫烏舎での支援業務も軌道に乗り、大須コンセプトショップ協会での活動も充実してきています。他店さんからの相談も増え、この業界全体の健全化に少しでも貢献できている実感があります。

正直に言うと、ここまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。コロナ禍での売上激減、人材確保の難しさ、業界への偏見との向き合い方…。数え切れないほどの課題に直面してきました。

でも、そのすべてが今の基盤になっています。キャストさんの安全を最優先にする方針も、お客さんとの信頼関係を大切にする姿勢も、失敗や試行錯誤の中で確立されたものです。

今、新しい目標が見えてきています。まだ具体的にはお話しできませんが、これまでの5年間で培ったノウハウを活かして、さらに大きな挑戦をしていきたいと考えています。それは単純な店舗拡大ではなく、この業界の可能性を広げるような取り組みです。

製造業時代には想像もしなかった世界で、こんなにも充実した日々を送れているのは、支えてくれるキャストさんたち、信頼してくださるお客さんたち、そして業界の仲間たちのおかげです。

明日からまた新しい一歩を踏み出していきます。まだまだ道半ばですが、確かな手応えを感じながら前に進んでいけそうです。