2026.06.02

雨の日に見えるキャストの本当の強さ

雨の日は、キャストさんの本当の強さが見える日だと思っています。

今日は朝から雨。こういう日は足が遠のくお客さんも多くて、店内が少し静かになります。でも、今日のMimiでのことが、僕にとって大きな気づきになりました。

昼過ぎにMimiに顔を出すと、キャストのユイちゃんが一人で店内の装飾を見直していました。お客さんが少ない時間を使って、壁の写真の配置を変えたり、テーブルの小物を整理したり。

「今日は静かだから、いつもできないところを綺麗にしようと思って」

そう言って笑うユイちゃんを見て、ハッとしました。僕なら「今日は売上が厳しいな」とか、そんなことばかり考えてしまう。でも彼女は違った。お客さんが来てくれた時に、より良い空間でお迎えしようと動いていたんです。

夕方、SUGAR&SPICEでも似たような場面がありました。キャストのアヤちゃんとマイちゃんが、新人の子にドリンクの作り方を教えている姿。普段の忙しい時間帯では、なかなかゆっくり教える時間が取れない。でも今日は違った。

「このシロップの量は、お客さんの好みを聞いてから調整するといいよ」
「写真を撮る時は、この角度がお客さんに喜んでもらえるかな」

そんな会話を聞いていて、改めて思いました。キャストさんたちは、僕が考えている以上にお客さんのことを考えてくれている。売上や数字ではなく、一人一人の笑顔を思い浮かべながら働いてくれている。

ユメヲカケル!では、キャストのリンちゃんがお客さんからの手紙を大切に読み返していました。常連のお客さんからの感謝の言葉が綴られた手紙。

「この言葉があるから、明日も頑張ろうって思えるんです」

その時の彼女の表情は、僕には真似できないくらい輝いていました。

経営者として数字を追うことも大切です。でも、キャストさんたちが日々積み重ねている、こうした小さな心遣いや努力があるからこそ、お客さんに愛される店になっているんだと思います。

雨の日だからこそ見えた、キャストさんたちの本当の強さ。それは、誰かを喜ばせたいという純粋な気持ちを忘れずに持ち続けていることでした。

僕の役割は、そんな彼女たちが安心して働ける環境を守り続けること。今日改めて、その責任の重さを感じています。明日はきっと晴れる。そんな気持ちで今日を終えたいと思います。