ありがとう、が積み重なってここまで来た話。
正直に言う。今年の夏は、しんどかった。
猛暑のなかで3店舗を動かして、イベントを重ねて、スタッフとぶつかって、自分の判断が正しかったのかわからなくなる夜も何度かあった。
それでも、気づいたら8月も終わりに近づいている。
なんとかなってるな、と思う。いや、正確には「なんとかしてくれる人たちがいた」から、なんとかなってる。
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SUGAR&SPICEを開業したのが2021年。あのとき、大須でカフェをやると言ったら「なんで今さら?」って顔をされた記憶がある。製造業の経営をしながら、なぜコンセプトカフェなのか、自分でも説明しきれていなかった。
そこからMimi、ユメヲカケル!と続いて、アイドルの全国ツアーまで走り出して、気づけば色んなことが同時に動いている。
正直、全部が順調だったわけじゃない。
キャストが辞めるとき、毎回ちゃんと向き合えたかは自信がない。もっとうまくやれたんじゃないかと思うことも、今でもある。
それでも、辞めたキャストが「あの店で働けてよかった」と言ってくれることがある。それだけで、続けてきた意味があると感じる。
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最近、お客さんから手紙をもらった。
「あの子がいるから、また来られました」という内容だった。
キャストの名前が書いてあって、ちょっと具体的なエピソードが添えてあって、最後に「こういうお店を続けてくれてありがとう」と書いてあった。
読みながら、喫茶店でひとりこっそり泣いた。グルメ探索で入った店だったから、店員さんに変な顔をされたかもしれない。
こういう手紙が届くたびに思う。稼げる店より、キャストが辞めたくない店を目指してきたのは、間違いじゃなかったと。
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関係者の皆さんへも、改めて言わせてほしい。
大須コンセプトショップ協会の仲間たち、一緒にイベントを作ってきた人たち、八咫烏舎を通じてつながってきた皆さん、本当にお世話になっています。
自分がいなくても回る仕組みを作るのが理想だと思って経営してきたけど、実際は人に助けてもらってばかりだ。仕組みより先に、信頼してくれる人がいたから今がある。
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今の自分の言葉で、締めくくる。
「ありがとう」は、言えるうちに言っておきたい。
格好つけて裏で動いてるのが好きなくせに、こういうブログで正直になるのが、結局自分らしいのかもしれない。
9月も、地道にやっていきます。

