ありがとうを、ちゃんと言葉にしておきたい日。
気づいたら9月も半ばに差し掛かっていた。
毎年この時期、少しだけ立ち止まって「今年ここまで来られたな」と思う瞬間がある。今日はそういう日にしようと思って、ブログを開いた。
SUGAR&SPICEを開業したのが2021年。あれから5年経って、Mimiもユメヲカケル!も生まれて、今は大須で3店舗を動かしている。数字の話はしないけれど、「続けられている」というだけで、本当にすごいことだと思っている。飲食系の小さなお店が5年続く確率がどれほど低いか、経営をやっている人間ならわかる。
まず、お客さんへ。
正直に言うと、開業当初は「どんなお客さんが来てくれるんだろう」という不安がずっとあった。こういったコンセプト型のカフェ——スタッフがキャラクターとして接客するスタイルのお店は、名古屋ではまだ馴染みが薄かった。それでも足を運んでくれた方々が、口コミで広げてくれて、友人を連れてきてくれて、今がある。「好かれる店より信頼される店を」と言い続けてきたけど、それを体現してくれているのはお客さんだと思っている。
次に、キャストのみんなへ。
これは毎回言っていることだけど、何度でも言いたい。キャストが辞めたくない店を作る、というのが自分の一番の目標だ。派手な宣伝より、華やかなイベントより、まずそこ。3店舗になって運営の複雑さは増したけど、逆に「仕組みで守れる部分」も増えてきた。全員を完璧に守れているかと言われたら、まだ自信を持って頷けない。でも、そこから目を逸らすつもりはない。
最近の近況をすこし。
SUGAR SPIRAL LIVEの全国ツアーが進んでいる。大須発のアイドルプロジェクトが各地に届いていることは、やっぱり感慨深い。もともと「地元から何かを作りたい」という気持ちで始めたことが、少しずつ外に広がっている感覚がある。うれしい反面、管理すべきことも増えていて、正直バタバタしている。それが本音だ。
イベントも続いている。音MABUSHIや推し撮りフェス、マルシェ——それぞれに「コンカフェを知らない人でも楽しめる場を作りたい」という気持ちを込めている。敷居を下げることは、文化を広げることだと信じているから。
八咫烏舎や大須コンセプトショップ協会としての活動も、地道に続けている。自分だけが良ければいいとは思っていない。大須というエリアごと面白くなってほしいし、同じような志で店を作っている人たちと一緒に育っていきたい。
今日、こうやってありがとうを言葉にしたくなったのは、たぶん少し疲れているからだと思う。疲れているとき、人は支えてもらってきたことを改めて思い出す。
まだまだ途中だけど、続けます。

