この業界に10年後も残っていますか?〜持続可能な店づくりへの問い
この業界、10年後も今のまま続いていると思いますか?
最近、同業の方とお話しする機会が増えて、よく考えるんです。みんな目の前のことで精一杯。それ自体は悪いことじゃない。でも、ふと立ち止まって考えてみませんか?
僕が3店舗を運営していて一番感じるのは、「短期的な成功」と「長期的な持続」って全然違うということ。開業当初は正直、目先の数字ばかり気にしていました。お客さんが来てくれるか、キャストさんは続けてくれるか。毎日がその繰り返し。
でも気づいたんです。本当に大切なのは「なぜこの仕事をするのか」という根っこの部分。
キャストさんが「ここで働いていて良かった」と思える環境を作れているか?お客さんが「また明日も来たい」と思える空間を提供できているか?そして自分自身が「この仕事に誇りを持てているか」?
先日、SUGAR&SPICEで働いていたキャストさんから連絡がありました。「佐野さんのお店で学んだ接客スキルが、今の職場でもすごく役立っています」って。その瞬間、ああ、これだなって思いました。
僕たちがやっていることって、一時の娯楽を提供するだけじゃない。働く人の成長の場でもあるし、お客さんにとって日常の癒しの空間でもある。そう考えると、責任って重いですよね。
でも同時に、この業界で頑張っている人たちに聞きてみたいんです。
今の経営スタイル、5年後も通用すると思いますか?キャストさんとの関係性、本当にWin-Winになっていますか?お客さんが求めているものを、ちゃんと理解できていますか?
僕自身、まだまだ悩みながらやっています。八咫烏舎で支援させていただく他店舗の方々を見ていても、みんなそれぞれ違った課題を抱えている。正解なんてないのかもしれません。
ただ一つ確信しているのは、「人を大切にする店は残る」ということ。キャストさんもお客さんも、そして自分自身も含めて。
昨夜、Mimiの店長と話していて出た言葉があります。「10年後、この業界がもっと働きやすくて、お客さんにも愛される場所になっていたらいいですね」
その未来を作るのは、今この瞬間の僕たちの選択なんじゃないでしょうか。
皆さんはどう思いますか?

