2026.10.23

コンカフェって、5年後もあると思いますか?

正直に言う。この業界、今のままじゃ続かないと思っている。

2021年にSUGAR&SPICEを開業して、もう5年が経った。Mimiもユメヲカケル!も生まれた。アイドル事業まで手を広げた。それなりに動いてきた自負はある。でも最近、ふと立ち止まることがある。

「このビジネス、10年先に残るか?」

読者のみなさんに聞いてみたい。コンカフェって、5年後もあると思いますか?

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ちょっと前、あるキャストの子と話した。彼女は入店して1年半。仕事への向き合い方がとても真剣な子だ。その子が言ったのが「この仕事、なんか将来が見えにくいですよね」という一言だった。

刺さった。

彼女が悪いんじゃない。業界全体が、働く人たちに「未来のイメージ」を渡せていないんだと思う。お客さんを楽しませることには一生懸命なのに、キャストの5年後10年後の話を、ちゃんとしている店がどれだけあるか。

私自身も、完璧にできていると思っていない。だから余計に刺さった。

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業界の構造的な問題も感じている。

参入障壁が低い分、店が増えるスピードが速い。大須だけを見ても、ここ数年でどれだけ増えたか。競争が激しくなること自体は悪くない。でもその競争が「より安く」「より刺激的に」という方向に向かいがちだとしたら、それは消耗戦だ。

消耗戦で疲弊するのは、いつもキャストと小規模経営者だ。

大須コンセプトショップ協会の理事として、同業の経営者と話す機会がある。みんな悩んでいる。悩み方は違っても、「このまま続けて大丈夫か」という不安は共通している気がする。

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じゃあどうすればいいのか、という正解は持っていない。正直に言う。

ただ、私が今考えていることは一つだけある。「信頼の積み上げ」しかない、ということだ。

キャストから信頼される店。お客さんから信頼される店。地域から信頼される店。それが5年後も10年後もある店の条件だと思っている。好かれることより、信頼されることの方がずっと難しい。でもそっちしか意味がない。

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最後にもう一度だけ問いかけさせてほしい。

あなたにとって、コンカフェはこれからどんな場所であってほしいですか?

経営者でも、キャストでも、お客さんでも。この業界に関わっているなら、ちょっと立ち止まって考えてみてほしい。私も答えを探しながら、今日も店を開けている。