コンカフェは「接客業」なのか?あなたはどう思いますか?
コンカフェって、結局のところ何業なんでしょうか?
最近、同業の方とこんな話になりました。「うちは接客業だと思ってやってる」という人もいれば、「エンターテイメント業でしょう」という人もいる。飲食業だという人もいるし、サービス業という大きな括りで考える人もいる。
でも僕は、この「業界の定義が曖昧」なことが、実は大きな問題を生んでいるんじゃないかと思うんです。
先日、SUGAR&SPICEで新人キャストさんの研修をしていた時のこと。「お客さんにどう接すればいいか分からない」という相談を受けました。確かに、普通の飲食店とは違う。でも風俗でもない。その中間というか、独特のポジションにいるから、みんな迷うんですよね。
キャストさんたちを見ていると、本当にそれぞれです。演技として「キャラ」を演じることに楽しさを見出す子もいれば、お客さんとの自然な会話に価値を感じる子もいる。でも共通しているのは、みんな「人を喜ばせたい」という気持ちを持っていること。
じゃあ、僕らは何を提供しているのか?
答えは人それぞれだと思います。でも僕は、コンカフェは「日常から少し離れた時間」を提供する場所だと考えています。お客さんにとっても、キャストさんにとっても。
ユメヲカケル!で働く子が、こんなことを言っていました。「ここでは普段の自分じゃできない表現ができる。それが楽しい」って。お客さんも、日常では味わえないコミュニケーションを求めて来店される方が多い。
でも、だからこそ線引きが大切だと思うんです。「何でもあり」じゃない。ちゃんとしたルールと、みんなが安心できる環境があってこそ。
Mimiのキャストさんたちと話していると、「ここは安心して働ける」という声をよく聞きます。それは僕にとって、売上以上に嬉しい言葉です。なぜなら、安心できる環境でこそ、本当に良いサービスが生まれると信じているから。
皆さんに問いかけたいのは、コンカフェの「理想の形」って何だと思いますか?お客さんにとって、キャストさんにとって、そして社会にとって。
僕はまだ答えを探している途中です。3店舗を経営していても、毎日が試行錯誤。でも、その過程で見えてくるものがある。
この業界、まだまだ発展途上だからこそ、みんなで考えていきたいんです。完璧な答えはないかもしれないけれど、対話を重ねることで、きっと良い方向に向かえると思うから。
今日も大須の街で、小さな「非日常」を届けていきます。

